豪ドル・ブラジルレアル・トルコリラ相場は来年どうなる?

円安ではなくてドル高?

今年の外国為替の動向としては、まず円安・ドル高が進んだという点があげられるでしょう。でも、本当に円安が進んだのかという点については、ちょっと疑問が残ります。つまり、ブラジル・レアルとか豪ドル、トルコ・リラなどの対円レートは下落しているからです。ということは、円安が進んだのではなくて、ドル高が進んだというほうが正確な表現になるでしょう。その証拠に、円、ブラジル・レアル、豪ドル、トルコ・リラはドルに対して全て下落しています。

ドル高は来年も続く?

ということは、アベノミクスによる量的緩和の効果によって円安が進んだのではなくて、ドル高によって円安となったに過ぎないということもできます。それでは、来年の外国為替相場は、どのような展開になるでしょうか?まず、今年12月の米国利上げの可能性が高まってきていますので、ドル高は今後も徐々に進んでいくことが予想されます。それでは、豪ドル、ブラジル・レアル、トルコ・リラといった通貨の動向はどうなるでしょうか?

来年に向けての為替戦略!

まず、これらの通貨は、歴史的にみてもかなりの低水準にまで下がっていますから、12月の米国利上げは既に織り込み済みではないかとも考えられます。あるいは、利上げ直後には下落するものの、すぐに回復するのではないかという見方もあります。いずれにしろ、利上げによって、これ以上の下落が急激に進む可能性はないという見方が多いようです。ですから、これらの通貨を持ち続けて、来年の上昇を期待するか、いったん売って、利上げ後の下落時に買い直すという戦略が考えられます。

銀行では外国為替定期預金というサービスを提供しており、日本円よりも優遇された高い金利が設定されています。